令和3年度 2級建設機械施工技術検定「2級学科試験のみ受験の申し込みの手引」の販売が始まります。

 

令和3年度 2級建設機械施工技術検定「2級学科試験のみ受験の申し込みの手引」の販売が始まります。

令和3年度の1月受験向け2回目2級建設機械施工技術検定の受検申込に必要な「受検の手引」の販売開始は、令和2年9月頃からです。

受検申込の受付期間は、令和3年 9 月 21 日(火)から10 月 20 日(水)までで、締切日 10 月 20 日(水) の消印まで有効

詳しくは、下記の「令和3年度 建設機械施工技術検定試験 ご案内」をご確認ください。

 

 

平成30年より2級学科試験が年2回になり、より受験しやすくなりました。

学科苦手な人には朗報ですね。

 

大別すると2級建設機械施工管理技士(補)試験は

1回目は一次学科試験+二次学科・実技試験(6月と8月)

2回目は一次学科試験のみ (1月)

となっています。

 

1回目は申し込みの手引きの販売が2月頃から始まり、2回目は申し込みの手引きの販売は9月頃から始まります。

6月と8月の一次学科試験と二次試験に合格すれば、2 級建設機械施工管理技士資格者証が年末には届きますので次の年には専任技術者として土木 、とび、 舗装の建設業許可を取得することができます。

1月の試験は一次学科試験のみなので、二次学科・実技試験に合格しなければ2建設機械施工管理技士になることはできませんが、1月の学科試験は、勉強苦手な方用のための試験日が2回に増えるチャンス検定と言えます

上手にスケジュール組んで素早く資格を取って建設業許可を受けましょう。

申し込みをしなければ合格する可能はゼロです。

申し込みだけはしておきましょう

 

建設機械施工管理技士申込書販売場所

一般社団法人施工技術総合研究所 窓口販売のみ

〒417-0801 静岡県富士市大淵3154    0545-35-0212

静岡県重機建設業工業組合

静岡県静岡市駿河区⻘木188-3 054-293-5381

⼀般社団法⼈静岡県建設業協会

静岡県静岡市葵区御幸町9-9 054-255-0234

 

 

おすすめの2級建設機械施工技士資格

建設機械施工技士は6種類の種別建設機械の資格に分かれています。

一番受験者数も多く、利用価値が高い油圧ショベル(ショベルカー)がおすすめです。

第1種 ブルドーザ(6~12t級)
第2種 油圧ショベル(バックホウ)
第3種 モータ・グレーダ(3.1m級)
第4種 ロード・ローラ(10~12t級)
第5種 アスファルト・フィニッシャ
第6種 アースオーガ(杭打機40~50t吊級)

 

2級建設機械施工管理技士の長所

取りやすい資格

2級土木施工管理技士より比較的簡単

令和3年度の法改正で2級建設機械施工技士から2級建設機械施工管理技士へと名前が変わりやや難易度が上がってしまいましたがそれでも2級土木施工管理技士よりまだまだ取りやすい資格です。

二級土木施工管理技士試験の2次検定は、記述式が出題され解答用紙が空欄ではアウトです

しかし、2級建設機械施工管理技士は1次検定2次検定の学科はすべて四択問題なので分からない問題でも4問のうち何かの答えを選べば合格する可能性は高まります。

級でいえば2級建設機械施工管理技士は2級土木施工管理技士2.5級という難易度です

 

建設業許可(土木、とび、舗装)、解体工事業登録が取れる

建設業許可の技術者になるには1業種で10年という実務経験期間が必要です。

10年の裏付資料がそろわず、何件もの行政書士に許可申請を断られ途方に暮れていた建設業者が、当事務所のアドバイスでこの資格を取り、無事建設業許可を何件も受けています。

建設業許可で元請けにも信頼され500万円以上の高額工事を受注しましょう。

 

工事の配置技術者になれ、経営事項審査の技術者の加点対象

建設工事は、技術者を配置する必要がありますが、2級建設機械施工技士は土木、とび、舗装についての配置技術者になることが可能です。

公共工事に参入する前に経営事項審査という手続で会社の通信簿をつけてもらいます。

2級建設機械施工技士は立派な資格なので当然評価加点対象になります。

ここでポイントなのは1ランク上の2級土木施工管理技士と同じ加点をもらえるのです。

 

事業所内で特定自主検査できる

ショベルカーなどの建設機械は一年に一回特定自主検査という検査を一定の資格のあるものが行わなければいけません。

2級建設機械施工技士は事業所内特定自主検査者としての資格が得られます。

この特定自主検査のメリットも2級土木施工管理技士にはないメリットです。

 

厚生労働省系の技能講習の免除対象他

厚生労働省などの労働安全衛生法に定める各種運転技能講習などについて全部また一部が免除されます。

多くある技能講習を受けるのが時間を取られて大変と言う話も建設業 さんから聞きます♪

時間を取られる各種運転技能講習の免除や時間短縮は忙しい 建設業者さんにとっては相当のメリットになるのではないでしょうか。

建設業許可のご相談時に何か資格を持ってますかと尋ねると、玉がけ、フォークリフト免許講習受講してますなどと言われますが、全て建設業許可に無縁の厚生労働省系の資格です。

建設業許可を取るためには建設業法に基づいた建設業系の資格が必要です

 

2級土木施工管理技士の基礎勉強に最適

同じ土木系の資格なので6割~7割位出題範囲は重なっています

2級建設機械施工技士は2級土木施工管理技士に比べるとはるかに簡単な試験問題で、同じ土木系の資格なので2級土木施工管理技士の基礎勉強にもなります

 

2級建設機械施工管理技士最大のメリット

大して勉強をしなくていい。

これにつきます

これがこの2級建設機械施工技士の最大のメリットとも言える部分ですが、一番の難関は学科試験です。

皆さんが一番苦手としてる試験勉強と言う部分です。

しかし、頭を悩ます学科試験の内容は下記のように5つパートに分類されていますが赤い字を見てもらうとある程度知識として持ってる方も多いと言えます。

1次検定の学科試験は52問出題され27点以上で合格となります。

2次検定の学科試験は10問出題され6点以上で合格となります

勉強の優先順位とともに説明します

 

①種別建設機械の操作知識等

(建設機械一般の知識を踏まえた上で種別建設機械の操作の知識が問われます。常識的な知識も多いし、問題全体もほぼ過去問から出題されます

ある程度 ショベルカーのことを知ってる人なら、試験前日に5年分の過去問を解くだけでもある程度の点数は取ることはできます

そんな難しくありません。20問出題中 18点以上を目標にしましょう

 

②土木工学

(土、コンクリートの性質、工法、舗装の種類、工事方法などの知識を問われるもので土木・とび・舗装工事を経験しているからには多少は頭に入っているはずです)

過去問からの焼き直し問題も多いです。12問出題中 5点以上 目標にしましょう

 

③施工管理法と建設機械一般

施工管理法については一次試験と二次試験に分かれます

 1次試験

10問 出題中6問が施工管理法で、4問が建設機械についての主題されます

施工管理法と建設機械で4点以上目指しましょう

建設機械についての出題はガソリン、軽油、オイル、エンジンの知識など問われるもので、車やバイク好きの人にはまさにボーナス問題となるでしょう。

施工管理法は 令和3年度法改正により機械施工技士から建設機械施工管理技士に変わったことにより出題問題が2級土木施工管理技士試験問題に近くなった部分ですが、一回解いてみれば理解できる常識的な問題も多いです

2次試験

施工管理法については2次試験で施工管理法について10問問題出題されます。

一次試験の施工管理法よりやや難易度が上がりますが、1回勉強すればわかるものや常識的な問題も多いです。

10問出題中6問正解を目指しましょう

 

④安全環境法令

(建設業経営者だと元請けさんとの付き合いで法令順守 など 口うるさく言われうろ覚えながら法令を頭に叩き込まれてる業者さんも多いのではないでしょうか)

安全環境法令についてはちょっと難しい知識だと思いますがとにかく過去問を買って解きまくりましょう。安全環境法令は過去問の焼き直しが何問か出るのでその問題を落とさないようにしましょう。)

10問 出題中4点以上目指しましょう

 

2級建設機械施工技士は2級土木施工管理技士に比べるとはるかに簡単な試験問題ですが、同じ土木系の資格なので2級土木施工管理技士の基礎勉強にもなります。

学科試験の合格率は6割ぐらいで決して難しい試験ではありません。

 

 

2級建設機械施工管理技士の試験スケジュール

1次学科試験は6月と1月の年2回行われていますが、2次検定となる学科試験(6月)と建設機械操作の実技試験(8月)は年に一回しかありません。

2次検定を受けるには何としてでも一次学科検定に合格する必要があります。

1月におこなわれる学科試験は勉強苦手な人で落ちたとしても半年後の6月にまた、学科試験、そして実技試験合格のチャンスが巡ってきます。

1次学科試験2回のチャンスを逃さないためにも1月受験のための9月下旬~10月中旬までの試験申し込みはとても大切となります。

 

一次検定学科試験 1月と6月(年2回行われる)

  ↓

二次検定学科・実技試験 6月と8月 (二次検定試験は年1回のみ)

  ↓

資格取得(12月頃)

  ↓

建設業許可取得(1~2月頃)

 

合格 勉強時間 例

合格した受験者に話を聞いたところ勉強時間の例です

受験者1

1ヶ月前に私の講座を受講して、仕事中は15分ぐらいスマホで過去問を勉強して、試験前日に5時間ぐらいショベルカーの過去問題集を勉強したそうです

受験者2

一週間ぐらい前から毎日2時間過去問題集を解いたそうです

 

2級建設機械施工管理技士の勉強方法

2級建設機械施工管理技士の学科試験勉強方法は過去問を集中的に解くことをお勧めいたします。

焼き直しはされてますが、学科試験は8割ぐらいは毎年過去問題から出題されています。

受験対策用に5年間の過去問題集が販売されていますので、過去問題集を重点的に解きましょう。

2級建設機械施工技士過去問題

過去問題集は一見、分厚くてひるんでしまいますが、2級建設機械施工技士(ショベル)の出題部分はピンクマーカーを引いた部分になりますので実際解く問題は1/5~1/6ぐらいと激減します。

過去問でわからない言葉が出てきた時は 2級建設機械施工管理技士のテキストを読んでその言葉を調べれば十分です。

あとは過去問をみっちりやりましょう

 

建設資格会 施工管理技士講座開講予定

2級土木施工管理技士(補)、2級建設機械施工管理技士(補)合格 行政書士が施工管理技士講座を無料で開催します。

お時間があれば是非来てください。

2級建設機械施工管理技士事前お試しトライアル無料講座開講します

2級建設機械施工管理技士試験事前無料講座開講します

 

6月学科試験向け受験準備講習会活用で合格率アップ!

6月学科試験については、5月頃に建設機械組合による受験準備講習会で試験で出そうなところをマーカーで線を引いたテキスト部分をコピーして渡してくれます。

2級建設機械施工技士講習会

静岡県の受験準備講習会は2万円程度で参加できます。

事前講習会を受ければ合格率は上がりますが受験準備講習会は、学科試験の1ヶ月ぐらい前に行います。

受験準備講習会を受けた後、1ヶ月間にしっかり勉強して何回か問題集を解く時間があるかどうかが合格と不合格を分けるポイントとなります。

受験準備講習会があるからと受験準備講習会まで全く勉強しないと合格者にはなれないでしょう。

なるべく早めに建設機械施工技士の勉強をして受験準備講習会も受けて万全の態勢で学科試験に臨みましょう

 

8月実技試験の受験準備講習会で合格率アップ!

学科試験に合格すると実技試験も受けられるのですが、ローダーや ショベルカーなどの受験準備講習会も建設機械組合により行われています。

いつもの機械操作の運転作業で気が付かなかった危険となりそうな悪い癖など教えてくれるかもしれませんので参加しましょう。

 

 

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