巨大地震発生のメカニズムと震災軽減策 いつか来る南海トラフ巨大地震災害

地震と震災の名前

過去120年間で日本で1000人以上の死者行方不明者を出した地震津波は12回ある。

地震には名前があり震災にも名前があるマスコミはわかりやすさと受けを狙って一緒くたにしてしまっている現状。

地震名称例 地震の名前

東北地方太平洋沖地震

震災名称例  社会現象の名前

東日本大震災

最近の地震でわかる震度6弱

震度6弱

立っていることが困難

固定してないタンスが移動し倒れるものもある

ドアが開かなくなることもある

壁のタイルや窓ガラスが破損落下することもある

耐震性の低い木造建物は瓦が落下したり建物が傾いたり倒れたりする

 

最近の地震被害から見る対処法

2018年6月18日大阪府北部地震マグニチュード6.1

ブロック塀の崩落に巻き込まれ死亡

危険なブロック塀には近寄らない

本棚・品物の下敷きになり死亡

家具物品の固定

地震で病気が悪化し死亡

地震関連死の防止措置

2016年熊本地震マグニチュード7.3

最大18万人の避難者が発生

地震直接死50名
地震関連死200名

地震関連死防止措置が重要だということはわかる。

 

2011年東北地方太平洋沖地震マグニチュード9.0

50 M ずれたところもあった

マグニチュードは1上がるごとにエネルギーは32倍

マグニチュード7からマグニチュード9は1024倍となる

いかに大きなエネルギーの地震だったということが分かる

住んでいる場所の地震状況を知る方法

長期予測と地震動予測地図

何年以内に何パーセントとかどのくらい強い地震が起きるのかの情報が載っている
全国地震動予測地図2018年版

全国地震動予測地図2018年版

地震ハザードステーション

地震ハザードステーション

全国地震動予測地図の詳細なデータや関連情報が載っている

揺れやすさマップ

揺れやすさマップ

自分の住んでいる地域の揺れやすさがマップで表現されている

 

地震災害を軽減するためには

地震防災政策の総合的な強化

震災の経験を踏まえて地震防災対応の事前防災対策から事後対策復興、復旧までを総合的に強化している 。

建物の耐震性の強化

平成28年熊本地震の益城町の例をとると1981年5月以前の建築基準で建てられた木造住宅については 大破倒壊崩壊など何らかのダメージを受けており新しい耐震基準になるほどダメージを受ける家屋の比率が低くなっている 。

出火防止対策の強化

電気関係の出火防止

電気関係の出火防止及び初期消火成功率の向上

防災対策例

耐震化率100%
家具転倒落下防止対策実施100%
迅速な避難行動の開始
津波避難ビル施設充実
崩壊危険箇所の整備率100%
安全ブレーカーの設置
初期消火成功率の向上

まとめ

しかし、被害をゼロにすることは程遠いのでどうやって減らすかが課題となる

東海地震の予知から南海トラフ巨大地震への評価へのシフト

なかなか予知ができない東海地震、他の大地震の予知の予測不可能性の教訓から南海トラフ地震自体の評価へシフト

大規模地震対策特別措置法に基づく現行の地震防災応急対応策は改める必要が発生

一方で現在の科学的知見を防災対応に活かしていくという視点は引き続き継続

科学的知見による地震発生の可能性が高くなる状況

プレートの半割一部破れゆっくりすべりなど固着状態の変化

96事例の家12事例で3日から七日以内に発生
ゆっくりすべりなっても地震が発生するとは限らない前兆すべりは地震後にわかる

前震の把握

1368事例中80事例で7日から3年以内に地震が発生

南海トラフ地震の 長期評価

南海トラフ地震は規模マグニチュード8からマグニチュード9クラスで30年以内に60%から70%の確率で発生が予想されている

まとめ

全ての予測には不確かさがある不確実な情報の有効活用の仕組構築の必要性がある。

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